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2007年6月 3日 (日)

ADSRについて

シンセのエンベロープジェネレーター(音の時間的変化を作り出す装置)によく採用されている
ADSR方式。これ微妙にわかりにくいみたいなので、逆引きマニュアル的なものをちょっと書いてみました。
苦手な方は使い方の参考にして頂ければ。

最初にADSRというのがどういうものかと説明しますと
Aがアタック、Dがディケイ、Sがサスティン(スロープ)、Rがリリースのことであり
Aの時間をかけて最大音量になった後Dの時間をかけてSの音量に落ち着く、またいずれかのタイミングでノートオフになった場合Rの時間をかけて音が減衰する、ということです。
(※あくまで一般的なADSRの解釈であり、シンセの種類によって各部の詳しい名称や挙動が異なる場合があります)

ではまずタイプごとの雛形。

ピアノ・ギタータイプ(減衰音)のエンベロープ
A0% Dお好み S0% R0%

オルガンタイプ(持続音)のエンベロープ
A0% D0% S100% R0%

ベル・打楽器タイプのエンベロープ
A0% S0% DとRをお好みの値で揃える

パッド・大編成ストリングスタイプ(スローアタックの持続音)のエンベロープ
A20~60%程度 D0% S100% R20~60%程度

目的ごとのいじり方

音の立ち上がりをゆっくりにしたい→Aをひねる

ノートオフからゆっくり減衰させたい→Rをひねる

持続音にしたい→Sを1以上にする

減衰音にしたい→Sを0にする

ノートオフのタイミングに関わらず減衰を同じにしたい→Sを0にし、DとRの値を揃える

実際にはこの解説だけではフォロー出来ない場面も多々出てくるかとは思いますが
とりあえずこんな感じでいかがでしょ。
あと、今回書いたのはあくまで「音量」を制御するアンプエンベロープのことであり
よくあるフィルターのエンベロープのほうが難しく、また使いこなしたいところなんですが
それはまた機会があればということで。

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