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2007年4月19日 (木)

エンベロープについて

同じADSR方式のEGを持つVAでも、当然シンセによって音量変化の細かい具合は違ってきます。
今回は僕がよく使うDreamStationDXi2(SONARバンドル)とSynth1(フリーウェア)で見てみましょう。

Env_2synth

上の画像は。Synth1とDreamStationそれぞれでディケイタイムを使ってオシレーター出力を減衰させた波形です。
それぞれの音が消え入るタイミングは正確には合わせていません。減衰のカーブの違いを見るための大雑把な比較です。
微妙な違いに見えるかもしれませんが、Synth1のほうが曲線を描いていて、DreamStationよりもファストカーブ(減衰の幅が最初は大きく、だんだん小さく)な感じですね。
これは人間が「音が消えたな」となんとなく感じたあたりからもう少し余韻が残る感じで、ベル・マレット系の音を作るにはリニアでいい具合だと思います。

逆にDreamStationではカーっと消えます。もしかしたらピークに対しての音圧感はこちらのほうが高いのかもしれません。
もしSynth1のように余韻のある印象を作りたい時は、ショートディレイや薄いリバーブを使ってやる手が(ごまかしですが)ありますね。
まぁそこまでして苦手分野をやらせる必要はないと思われるかもしれませんが、DreamStationのオシレーターのキャラでゆったりとしたエンベロープが欲しいって場面があるかもしれませんし。
今回ディケイのカーブの波形ですが、両シンセともリリースの減衰も同じような具合です。

というように、ちょっとマニアックな着眼点かもしれませんが、同じADSR方式でも音量の変化は違うのです(ディケイを最大値にした時の減衰までの実時間も両シンセで全然違いますよ)。
この辺り把握しておくと、音作りの綿密さが上がったりシンセの適正を見分けるヒントになったりするかもしれません。
ちなみにSONAR6PE付属のPSYN IIというVAシンセでは、このカーブが3段階の可変です。

オマケ・Synth1で作ったベル音色

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