« エラー吐いて強制終了な時 | トップページ | コンプ実験 »

2007年3月30日 (金)

リバーブちょい技

Cakereverb

上の画像はCakewalkのDAWに付いてくるリバーブプラグインです。
正直言って、嫌いな音です(笑)
じゃぁなんで呼び出したかっていうと、わざわざ叩くためだけではないですよもちろん。
このリバーブ、パラメーターがとても簡素でいわゆるPreDelayが設定出来ません。
そこで「PreDelayのないリバーブでPreDelayを使う方法」についてちょっと考えてみました。

そもそも「PreDelayって何?」という方のために軽く説明しますと
原音が鳴ってから反響音が聞こえるまでの時間差(を作るパラメーター)のことを言います。
例えば広い空間で手を叩くと「パアーン」と鳴りますが、これにPreDelayを与えると「パ アーン」となる感じですね。
論より証拠で、実際にPredelayあり→なしの音をお聴き下さい(ちょっと解説に使うには効果がわかりにくいサンプルだったかな?)。
 反響が遅れてくるということはそれだけ空間が広いということであり、つまりはPredelayを使うことで広い空間をシミュレートすることが出来るというのがまずひとつの用法です。
シミュレートと考えずとも、原音と反響音を適度に分離させてやることで濁り感を解消したり、時にはリズミックな効果を出したりするのにも使えます。
とても有用なパラメーターなので、PreDelayを設定出来るリバーブは多いのです。

PreDelayの意味がわかったところで実際に使う方法ですが
まず思いつくのは、バスにリバーブを挿してそこにさらにディレイを挿す方法です。
単純に信号を遅らせるタイプのディレイを使えば、それで即時間差が作れるようになりますね。
いわゆる山びこによる響きを作り出すディレイエフェクトでも、Wetオンリー、フィードバック0といった設定が出来れば使えます。
ただしこれはリバーブと原音を別線で扱うから可能なのであって、インサートでは通用しない技です。

もうひとつは、リバーブのWet成分だけ別トラックに書き出してズラす方法。
手法自体はとてもアナログ的ですが、確実だしわかりやすいものです。
書き出して固めてしまうので、例えば負荷の重いIR式のリバーブ等を使っていても負荷を抑えられるというメリットがあります。
ただしもちろん、リバーブの設定をしている時リアルタイムにPreDelayの効果を確認出来ないというデメリットも持っています。

実際には、PreDelayで必死になる場面もそうないかと思われますが
リバーブをいかに使いこなすかっていうのはミックスの上では大きい気がします。

|

« エラー吐いて強制終了な時 | トップページ | コンプ実験 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: リバーブちょい技:

« エラー吐いて強制終了な時 | トップページ | コンプ実験 »